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​著者による解説
​紹介チラシ

​Spirale Nouvelle  édition

Spirale(スピラル)は、2007年にフランスHachette社との共同開発によって生まれた日本国内向けのフランス語教材です。発売以来、多くの先生方、学習者の皆さまに愛され、2016年には新しく「Spirale Nouvelle édition」として生まれかわりました。

​Spiraleの特徴

 Spiraleは、最大の特徴として日本語とフランス語とで指示文が書かれており、初心者でもわかりやすいという特徴があります。また、日本の学習スタイルに合うように基本フレーズを勉強し、繰り返し使わせる(=スパイラル)ことでフランス語を身につけさせるというスタイルになっています。また、より日本の学習環境に適応させるため、60時間〜90時間で終えられるように設計されています。また、発行当時はまだめずらしかったCEFR(CECRL)にも準拠した教科書でもあったのです。

【補足】刊行当時からCEFRにもさまざまな変更が加えられたため、本書は現在のCEFRに対照するとA1+にあたります。

Spirale Nouvelle éditionの特徴

新しく生まれ変わったSpiraleは、繰り返し行ってきたアンケートを元につぎの点に変更を加えました。

 

1.ページデザインの刷新

 新しくなったSpiraleではページのデザインを刷新しました。これまで、「文字がつまり過ぎ!」の意見が多く寄せられたため、より見やすいデザインに変更をしました。さらには、「内容が多い」などの意見もあったため、前の3課ではこれまでの問題を減らし、よりスムーズに学習が進むように考慮しました。

 そのほか最大の変更点としては、これまで1課4ページで、3ページ目と4ページ目にEn situationと文法解説・文法練習が並んでいたものを、2ページで完結ごとに完結するように、2ページ目と3ページ目に文法解説と練習問題が来るようにしました。これにより1課を2回のクラスで行うことも可能になりました。

2.音声の再編集

 また付属する音声にも改良が加えられました。旧版のCDは、各レッスンのComment dit-on ?をすべて練習してから練習問題へと流れるように音声が並んでいましたが、新版となってCDは廃止、音声はすべてオンライン(ダウンロード可)となり、教科書の順番に音声が並べられたほか、トラック数の制約で音声が細かく分割できなかったものを分割し、より使いやすくなりました。また、最近では未収録だった「Vocabulaire」の音声も追加され、より音声教材が充実しました。

(CDについては別売となっています)

Spiraleの最新音声

3.電子版の追加

​ 新しい版からは、教室内でプロジェクター等を通して利用できる電子版(MN2)がコンテンツとして追加されました。これにより教室での活動がやりやすくなりました。現在は、新しい電子版のプラットフォームであるBibioHFLEへと移行され、電子版付きの教材も発売されています。

​*Spirale version Pack

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